小学生は劇 大学生は古式舞踊で思い伝える 「武四郎まつり」に多くの人
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北海道の名付け親として知られる松浦武四郎の功績をたたえる「武四郎まつり」が23日、三重県松阪市で開かれました。
松阪市出身の武四郎は幕末に活躍した探検家で、蝦夷地の開拓やアイヌ文化の保存などに務めました。
「武四郎まつり」は毎年2月に開かれているもので、オープニングセレモニーでは松阪市の竹上市長が「今年は30回目の記念すべきまつり。これを機に郷土への誇りと愛を育んでいければ」とあいさつしました。
ステージでは、武四郎について学ぶ地元の小野江小学校の児童が劇を披露し、優しく広い心でアイヌの人たちや文化を守ろうとした姿を力強く演じました。
また、札幌大学の学生によるアイヌの古式舞踊も披露され、訪れた人たちは今も受け継がれるアイヌの伝統文化に見入っていました。
会場では石狩鍋をモチーフに鮭や野菜がたっぷりと入った武四郎鍋のほか、北海道の物産も販売され、大勢の人たちでにぎわいました。
23日は、会場となった松浦武四郎記念館などが無料で公開され、多くの人たちが郷土の偉人の功績をしのんでいました。